
湿気と寒さのある地下室を実用的な空間に変える
地下室は住宅内で忘れられがちな空間であることが多い。寒く、湿気があり、いくら暖めても何か違和感が残る。 この問題を根本的に解決するために、低消費電力の壁掛け型赤外線ヒーターを開発した。単なる熱源以上のものであり、地下室が抱える主な問題である湿気と寒さに対する局所的な対策である。 さらに、床面積を消費しない設計で壁に取り付けて使用でき、静かに機能する。
必要な出力、過剰な能力は不要
地下室の暖房においては、空間全体を暖める必要はない。実際に使用する箇所を暖めれば十分である。 このヒーターは標準の220Vコンセントで動作し、消費電力は400Wから600Wの範囲に収まっている。ブレーカーが落ちることなく、電気料金の急増も抑えつつ、局所的な暖かさを提供する。 本体サイズも小さい。ヒーターの管は300mm未満の長さで、邪魔にならない。作業台の上に設置したり、廊下の隅に取り付けたりしても作業空間を妨げない。
長期使用に耐える設計
内部にはハロゲンガス封入の石英管を使用。ハロゲンサイクルによりエレメントの汚れを防ぎ、性能低下を抑制する。石英管は温度変化による割れに強く、赤外線を効率的かつ安定して放出する。 取り付けはR7sコネクターを採用し、素早く装着可能。万一故障した場合でも交換は容易で、複雑な作業は不要である。
暖房と乾燥効果で空間を機能的に
赤外線ヒーターは空気を暖めるのではなく、物体や表面を直接加熱する方式である。そのため、冷たい壁や床の湿気を蒸発させ、カビ臭さなどの湿気による不快な臭いを軽減する。 壁掛け設置により、飛沫や水たまりによる故障リスクも低減される。 ただし、赤外線は指向性があるため、実際に使用する作業エリア、読書スペース、トレーニングコーナーなど、熱を届けたい場所に向けて設置することが必要である。 結果として、地下室は乾燥し快適な状態となり、実用的な空間として利用可能になる。過剰な暖房ではなく、必要な場所に必要な熱を供給するシステムである。